今日は「【睡眠の都市伝説を斬る】睡眠の質が上がるのは?/パワーナップ/ピローミスト/睡眠BGM/高機能ルームウェア/英単語を聴きながら寝ると覚える?/睡眠研究第一人者が解決【BODY SKILL SET】」というYouTube動画を視聴したので、その内容を整理してお伝えします。
目次
1. 動画の紹介
最新の“睡眠の俗説”を、筑波大学の櫻井武教授が科学の目線でバッサリ解説してくれます!
この動画は睡眠にまつわる都市伝説や噂を、睡眠研究の第一人者による科学的な視点で分かりやすく検証していくトーク番組形式です。エアコンを付けて寝るべきか、ピローミストやBGMは本当に効果があるのか、といった気になる話題が満載です。
2. 動画の要約
エアコンは睡眠の味方?
暑い夏でも、「エアコンを付けて寝るのは体に悪い」という噂が広まっていますが、これは誤りです。体温をしっかり下げられる「少し寒いくらい」の部屋で眠ると、睡眠の質が向上しやすくなると言われています。ただし、寒すぎると自律神経が興奮して逆効果になるため、適温調節が大切です。目安として20~24℃程度がよいとされています。
喉を傷めやすいひとは少し注意が必要です
香りやピローミストは万能?
最近流行のピローミストなどの「睡眠用アロマ」ですが、香りが強すぎると逆効果になることも。香りは感情を動かしやすいため、リラックスできる好きな香りならOKですが、合わない香りはかえってストレスや興奮の原因に。万人に効く「理想の香り」はなく、自分が落ち着くことを重視しましょう。
高機能ルームウェアは科学的根拠が薄い?
睡眠の質が上がると話題の「高機能ルームウェア」については、科学的根拠はほとんどないとのこと。
ただ、着心地が良いなどの「気分」がプラスに働けば、そのリラックス感によって間接的に睡眠が良くなることはありそうですが、素材そのものの効果は断言できません。
英単語など音声学習は効果あるの?
「寝ながら英単語を聞くと覚えられる」という説は、現時点では科学的根拠がないとのこと。
眠っている間に脳は新しい情報を受け入れる状態ではなく、むしろ妨げになる可能性があるそうです。
人の話声には覚醒作用があるんだとか
睡眠の質UPは“感情の整理”がカギ
睡眠の質を高めるうえで一番大事なのは「感情の整理」。ストレスや心配事が多いと、脳や神経が興奮して深い眠りに入れなくなるため、眠る前にリラックスして気持ちを落ち着ける工夫が最重要だと言われています。
パワーナップ(昼寝)の誤解
パワーナップ(短時間の昼寝)についても、普段夜しっかり睡眠が取れている人であれば特に必要はないと言われています。昼寝ばかりに頼るのではなく、夜の十分な睡眠確保が基本です。
眠気払いに一定の効果があるようですよ
コーヒーを飲んで仮眠するコーヒーナップを進めていました!
いびきと健康リスク
いびきがひどい場合、睡眠時無呼吸症候群の恐れがあり、健康リスクが高くなる可能性が。痩せていても日本人はなりやすい傾向があるため、家族で観察し、必要があれば早めに医師に相談を。
自分に合った睡眠時間の見つけ方
「何時間寝たらいいのか」は人によって違います。朝自然に目覚めて起きても眠気が残らなければ、その睡眠時間が“あなたの適正値”。一番簡単な確認方法です。
スマートウォッチや睡眠アプリで計測するのもいいですよ
3. 動画の感想
櫻井先生はYES・NOがはっきりしていて、エビデンスが乏しいことについては、忖度なく回答してくれるので、とてもわかりやすい内容でした。
寝る前に動画をラジオ的に聞きながら眠っているのですが、自然音やホワイトノイズに切り替えようかと思っています。
寒がりの妻と暑がりの娘が同室で寝ているので、エアコン設定温度をどうするのがベストかを先生に相談したいなぁと切実に思った私でした。
4. まとめ
この動画ではよくある睡眠の俗説を科学的に検証し、「正しいと思っていたことが実は逆効果だった!」というポイントが多数解説されました。
エアコンは使い方次第で大きな味方になること、香りやルームウェアなど「気持ち」を重視すること、夜しっかり眠って感情を整えることが大切だと分かります。
家族の快眠のために、改めて環境や習慣をチェックしてみると良いでしょう。
5. 視聴動画
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