今回は幼児教育コンサルタントTERUさんの「子どもを勉強好きに育てた親の『勉強の関わり方』」をご紹介させていただきます!
幼児教育の講師としてたくさんの勉強好きの子どもに接していく中で勉強好きに育てた親に共通点があることを発見したそうです。
10分程度の動画がわかりやすく解説してくれているので、お耳だけでもあいていたらぜひ動画視聴してください!それでは順番に紹介させていただきます!
目次
間違えた時の一言目がポジティブ
まずはプラスの言葉をかける
ふつうだと「違う!」「惜しい」などのマイナスの言葉をかけてしまいがちですよね?
勉強好きにさせる親は「よく考えたね」「考えるスピードがアップしたね」などプラスの言葉をかけた後に
「あとここだけだね。もう一回確認してみて!」など間違いの指摘をするそうです。
そうすることで言われた側が嫌な気持ちになりにくく、勉強に対してもいいイメージを保ちやすくなります。
主体性を持たせるのが上手
まず子どもに選ばせる
親主導で「この勉強をしなさい」というのではなく、「どの勉強からやる?」「何時までにやる?」などの声かけをして、何かしらを子どもに決めさせてから始めているそうです。これによって勉強が自分主導のものに変わります。
自分で答えにたどり着いたように演出する
親がヒントを出しながら子どもを答えへと導いてあげ、「よく自分で最後までやりきったね」などとあたかも自分だけで答えにたどり着いたような演出をしてあげることで、さらに子どもに主体性がうまれるそうです。
一緒に勉強する
子どもの近くで読書や仕事の調べ物をする
時間が合えば、子どもが宿題などをやっている近くで読書や資格勉強などをしている親が多いそうです。
親が一緒に勉強することで集中できる空間と「勉強は大人がやるかっこいいもの」というプラスイメージを子どもに持たせることができます。
「なぜできたの」とできたことを掘り下げる
「なぜできなかった」ではなく「なぜできたの」を聞く方が多いそうです。
できた理由を考えさせる
「すごいね!なんでできたの?」というポジティブな声かけをすることで子どもに「できた理由」を考えさせます。そうすることで、成功体験をより感じることができ、さらに自信をつけていくといういい流れがうまれます。
すぐに答えを教えない
「教える」より「見守る」
子どもが考えている時は口を出さずに見守り、すぐに答えを教えない親が多いそうです。子どもが答えを聞いてきても「どう思う?」と聞き返してさらに考えさせます。
答えにたどりつく過程を楽しめるようになる
その結果、自分で答えにたどり着く力を身につけ、考えることの楽しさを学び、さらに勉強が好きになることができます。
×より〇をつける&花マルを効果的に使う
合っていたところに〇をつける
勉強好きにさせる親は絶対に×をつけないそうです。当然のことながら、間違ったところに×をつけるより、合っていたところに〇をつけられる方がモチベーションにつながりますよね?
花〇の付け方が絶妙
具体的にどういうシチュエーションで花マルをつけたらいいかは紹介されていませんが、子どもの頑張りや表情を見て、「ここで花マルをつけたら喜びそう」という時に花マルをつけることで子どものモチベーションアップにつながるそうです。
勉強をやらせすぎない
「まだやりたい」感情のまま勉強を終わらせる
子どもがまだやりたいという感情を持ったまま、勉強を終わらせることでモチベーションが継続しやすくなるそうです。
継続のコツについてはこちら↓の動画もご参照ください!
興味を引き出す超サポート
興味と実体験をつなげる
子どもに答えを教えるようなサポートではなく、子どもの興味・理解を引き出すサポートには全力を尽くす方が多いそうです。
地理の勉強をしていたら世界地図・日本地図・地球儀を買ったり、星座の勉強だったらプラネタリウムに連れて行くなどをして、勉強と実体験をつなげることで、勉強の理解度が高まります。
※管理人きゆつか おすすめ「日本地図パズル25周年スペシャルセット」/くもん出版
娘はこれで地図に興味を持ちました!
勉強のとき、親はいつも笑顔
勉強の見てあげてる時の表情も重要のようです。子どもが勉強している姿をいつもニコニコ見守ることで、安心感を与え、「勉強は楽しいだ」と子どもに感じさせることができます。
「漢字練習・計算速度UP・歴史年号暗記」に本気で取り組む
勉強には成功体験が大事
努力・苦労をしてやり切った経験を通じ、達成感・成功体験をさせることはとても大事
漢字練習・計算速度UP・地図暗記・歴史年号暗記を勧めるワケ
成功体験に種類は何でもいいとTERUさんは言っていますが、特に「漢字練習・計算速度UP・地図暗記・歴史年号暗記」をおすすめしています。その理由は2つあります。
成果が目に見えてわかりやすいからモチベーションがキープしやすい
漢字、地図、年号は単純な暗記、計算もタイムというわかりやすい指標があることで成果が目に見えてわかりやすいので、モチベーションを保ちやすいです。
関連科目が得意になりやすい
漢字=国語、地図=地理、年号=歴史、計算=算数とそれぞれが得意になることで関連のある科目全体も連動して得意になる傾向があるそうです。
土台をしっかりさせる→後々の勉強に役立つ
「漢字練習・計算速度UP・地図暗記・歴史年号暗記」は基礎中の基礎。これだけを知っていればいいというわけではありませんが、習得することで各科目の理解度・習熟度が変わってくるようです。
成果が出たら一緒に喜ぼう!
「漢字練習・計算速度UP・地図暗記・歴史年号暗記」に関しては完璧に覚えることにこだわることをTERUさんはおすすめしています。
子どもが目標を達成することができたら、親も一緒に手放しで喜んであげましょう。頑張ったらやれるという成功体験を通して、他の勉強に対しても「やればできる」という自信につながります。
反復練習が楽しくなる演出をする
反復練習は地道な作業なので継続することが一番むずかしいです。継続しやすい演出を親がすることで継続率が上がります。
反復練習が楽しくなる演出 具体例
- ストップウォッチでタイムアタック
- 親と子で計算問題早解きレース
- いつもと違う順番で問題を解いてみる
といった工夫をすることで楽しく努力をするくせをつけることにつながります。
「勉強しなさい」は絶対言ってはダメ!
「勉強=叱られるもの・ツライもの」と悪いイメージを持ちやすい
毎日勉強しなさいと言われている子どもは「勉強=叱られるもの・ツライもの」と悪いイメージを持ちやすいそうです。叱られる→勉強しない→成績落ちる→叱られると負のスパイラルに陥ってしまいます。
「勉強しなさい!」と親が言わないで、これまで紹介してきたような方法で子どもが勉強しやすい環境を整えてあげることで勉強好きな子どもになるそうです。
まとめ
勉強が好きすぎてたまらない子どもを育てた親の『勉強の関わり方』12選を紹介させていただきました。
「子ども」がとなっていますが、大人にも当てはまることがほとんどだなぁと動画を見ながら考えさせられました。資格勉強や仕事で必要な知識を調べる際も自分で環境を整えることで効率的に知識を習得することができそうではないでしょうか。管理人きゆつかもいくつか試して自分に合ったものを取り入れていこうと思っている次第です。
- 1 間違えた時の一言目がポジティブ
- 2 主体性を持たせるのが上手
- 3 一緒に勉強する
- 4 「なぜできたの」とできたことを掘り下げる
- 5 すぐに答えを教えない
- 6 ×より〇をつける&花マルを効果的に使う
- 7 勉強をやらせすぎない
- 8 興味を引き出す超サポート
- 9 勉強のとき、親はいつも笑顔
- 10 「漢字練習・計算速度UP・歴史年号暗記」に本気で取り組む
- 11 反復練習が楽しくなる演出をする
- 12 「勉強しなさい」は絶対言ってはダメ!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!皆さんの参考になれば幸いです。